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「ビタミン」という名前がつけられた理由
「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載
「ビタミン」という名前は、ポーランドの学者フンクが、 生命維持に必要な(=バイタル) アミン(=窒素基を持つ物質)という意味で、 vital+amineつまりvitamineと名付けました。
しかし、その後、次々と発見同様の物質が、必ずしも窒素基を持つものではないことがわかったため、語尾のeを除いたvitaminという表記が定着しました。
A、B、C・・・・・というアルファベット順の呼び方は、命名法が決まってからはKを除いて、発見された順番につけられています。
数多くのビタミンが発見されるようになってくると、あるビタミンはその作用で、また別のビタミンは実験に使われた生物などの頭文字をとって名付けられるようになりました。

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行