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肥満が改善すれば維持できます!

「サクセンダで肥満が解消すれば維持できますか?」GLP1外来を初めてから最近、そういう質問をいただくことが増えています。再度、お答えします。肥満は、肥満の悪循環というサイクルがあります。


肥満する −> 運動不足 −>自宅にいる時間が長くなる −>間食が増える。

あるいは、

肥満する −> 高インスリン血症が起こる −>インスリンによる反動性低血糖がおこりやすくなる −>低血糖を補うために、間食をする ーー>さらに肥満になる。


他にも

肥満する  −> 周囲から、見下げられる −>うつになる −>やけっぱちになる −>また、やけ食いをする −>さらに肥満する


肥満する  −> 身体が重い −>外出したくなくなる −>運動が嫌いになる −>運動不足になる −> さらに肥満する。


などなど、肥満に関係した因子が、肥満の要因、つまり、原因因子につながる時には、「肥満の悪循環」が起こります。ですから、「肥満」自体が改善すれば、その肥満の悪循環を断ち切ることになり、やせた体型を維持できるということは多いものです。


特に、GLP1は膵臓からのインスリン分泌を促します。一見、高インスリン血症に繋がりやすいようですが、ところが、GLP1は小腸下部に食物がある時しか生理的に分泌されません。だから太る事は無いわけです。


そして、例えばサクセンダを注射すれば、食欲がおちて食事量が減ります。これによって、食事を食べていない時間帯でも、インスリン濃度を高く維持する必要がなくなり、自然に低血糖にもなりにくく、おちついた環境が作れます。そのためでしょうか? GLP1受容体作動薬では、副交感神経が活動し交換神経は低下すると、されているのです。


サクセンダを注射して、以前よりメンタル面の落ち込みがなくなった、そういうことは、よく経験します。薬物学的な作用によって、明らかに肥満の悪循環がとれるというのは、様々な分野から証明されていることだろうと、考えています。結論として、「肥満」は、「肥満の悪循環さへ解決できるようになれば」、その後は、それ(非肥満の状態)を維持できるはず、解放された状態を維持できる(relief state) ということになります。



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