- clinic94
ビタミンCには要注意 (院長:補足あり)
ダイエットナース いわぶっちゃんです。
休みの朝に、のんびりテレビを見ていたら、「痩せるサプリで下痢」という内容を放送されていました。
ふと、「ビタミンCを多量に飲んで下痢⁉️」と勘違いした、いわぶっちゃん。(以下、院長の補足参照、↓)
日々、乗り換えのご相談、ほかのG L P1の苦情を聞いているからかなぁ。。と。
痩せたい女性の足元をみるような、ブラックG L P1業者を、成敗したいと思う、今日この頃。
いわぶっちゃんは、若い時は、クスリの治験は自身でしてきましたが、サプリに関しては、いくら痩せるからと言われても、健康を害する恐れがあるものは、手をだしたことがありません。
手をだすのは、イケメンおじさんだけです笑 若いイケメンは、ワインを飲むだけで良いですね。
いくら、痩せたくても、健康を害してまで痩せることは、してはいけません。
当G L P1外来は、「痩せて健康になる」「健康になるために痩せる」手助けをしているんですから。
女性は、貪欲ですから、健康的に痩せられたら、次は、美を求めますね。
いくつになっても、素敵な女性でありたいですね〜。
ダイエットナース 岩渕予志子著
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PS 院長、補足
ビタミンCを、GLP1ダイエットと併用するメリットはゼロです。なんの相乗効果もありません。それどころか、大量のビタミンCは無用な下痢という副作用を起こします。リラグルチドが便秘を起こしやすいからといって、特殊な薬の副作用を活用するという発想は、かなりの問題があります。かりに内科医1年目でも絶対に、そうした処方はいたしません。
また、ビクトーザやサクセンダは胃排泄速度を遅くするため、胃酸分泌を促し、胃内を酸性にしがちになります。ビタミンCは、酸っぱいですし、アスコルビン酸という酸です。胃酸過多の状況に、さらに酸を追加すれば気分不快を増強させるのは当然です。それによって、ビクトーザやサクセンダの投薬量増量を妨げる原因にもなりかねません。したがってビクトーザと大量ビタミンC薬剤との併用は危険ですので中止してください。 柑橘類で、日々、補足するだけで十二分のはずです。
以下、Wikipediaから引用。
vitamin C, アスコルビン酸(AsA)
C6H8O6,分子量176.13.水溶性ビタミンの一つ.抗壊血病因子(antiscorbutic factor)として発見されたことからアスコルビン酸(ascorbic acid)とも呼ばれる.白色結晶で酸味が強い.水,アルコールに易溶,エーテルやベンゼンには不溶.熱やアルカリに不安定で,紫外線や銅,鉄などの金属イオンにより分解しやすい.D体には生理作用がなく,通常,L-アスコルビン酸を指す.強い還元力をもち,生体内ではさまざまな酸化還元反応に関与している.ヒト,サル,モルモットでは生合成の最終段階に関与するL-グロノ-γ-ラクトンオキシダーゼが欠損しており,食物からの摂取が必要であるが,そのほかの動物にはこの酵素が存在し,必須栄養素ではない.アスコルビン酸は酸性を示すが,これは3位のOH基が解離してH+とアスコルビン酸アニオンになるためである.生体内の中性領域においては主にアスコルビン酸アニオンとして存在している.アスコルビン酸が強い還元作用を示すのは,容易に酸化されてデヒドロアスコルビン酸になるためである。 アスコルビン酸は小腸上部から吸収され,門脈を経て肝臓で一部は代謝されるが,多くは副腎や脳下垂体などの組織に取り込まれる.アスコルビン酸は過酸化物の生成抑制,生体異物の解毒,チロシンの代謝,非ヘム鉄の吸収促進に不可欠である.また,コラーゲン,カテコールアミン,カルニチンの生合成やコレステロール代謝などの反応では水酸化に関与している.コラーゲン合成では,プロリン,リシンが水酸化され,ヒドロキシプロリン,ヒドロキシリシンとなる翻訳後修飾の必須因子であり,欠乏症である壊血病はこの反応の障害に基づく.アスコルビン酸は新鮮な野菜,果物,芋類,緑茶に多く含まれ,特に柑橘類に豊富である.(2005.10.25 掲載)(2009.1.16 改訂)
