- clinic94
オゼンピックは、日本で許可は下りてないはずです
「オゼンピック、日本でも認可が降りたという話がありますが、本当ですか?」 という、ご質問がありましたので、お答えします。
ありえないと思います。
ノボノルディスク社のNo.2と話をする機会がありました。彼の話では、既に、ノボノルディスク社は社員をリストラしています。ペンは、新規に開発中で、トルリシティと、似た形状にするとのことで、それには、2年かかるとのことです。そのための、リストラだったそうです。
ただ、私たちが、
ノボノルディスク社に確認しましたが、ノボノルディスク社が知るかぎりにおいては、私の発注が日本で最初になるかもといわれました。サクセンダ、オゼンピック、も、いっきに発注しました。オゼンピックは、保険会社と、深く結んでいるということを聞いてます。
認可が下りたのではなく、価格が公開された、ということではないでしょうか? Diabetes Care Volume 42, Supple 1, January] S90-S102の紙面に発表されました。
オゼンピックは抗肥満治療と、糖尿病治療の2つに分けて考え、抗肥満だとすごく高い、糖尿病治療だけだと安い、といっても、それでも安いといっても、透析代と同じくらいの高額医療なのです。
なお、ビクトーザ1.2mgと比較して、オゼンピックは2倍、強いと表現して、PRしているサイトがありますが、完全な嘘です。ビクトーザ1.2mgで、効果がなければ、サクセンダ3.0mgまで増量していくのが国際標準です。
そもそも、オゼンピックは、糖尿病治療薬であり、抗肥満薬としての用量設定はLancetという雑誌に別途、報告されています。ですから、オゼンピックを「抗肥満薬」「ダイエット」の特効薬と宣伝しているクリニックほど、あやしいクリニック、嘘つき医師がいるクリニック、といって、構わないと思います。