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オンライン診療解禁、間近 !

3月6日の業界ニュースです(日経新聞)。GLP1ダイエットは、誰もが手が届く医療サービスになりそうです。


オンライン診療が対面診療の補完という位置づけは時代遅れだ新型コロナウイルスの感染増大への対応策として、厚生労働省がオンラインによる診療・処方・服薬指導の取り扱い方について、都道府県に通知を出した。

日本はオンライン診療の実施要件が厳しく、普及は途上にある。5G・6Gなど超高速大容量の通信規格を見すえ、この機を生かして普及に弾みをつけてほしい。

オンライン診療はパソコンやタブレット端末、スマートフォンを介して医師が病院・診療所から自宅や介護施設にいる患者を診る行為を指す。調剤薬局の薬剤師がスマホなどを使って患者にするのがオンライン服薬指導だ。広義にはファクシミリによる処方箋送付、電話による診察などを含む。

診療には初診時などの対面原則があるが、デジタル化のめざましい進展が対面に劣らないオンライン診療を可能にしている。

欧州の主要国やシンガポール、中国などに比べて、日本の医療現場での普及は緩慢だ。背景には、対面の方が安全で有効だという観念にとらわれた医師が少なくない実態がある。 こうしたなかで、ウイルスの感染増大が政府の悠長な対応に見直しを迫った。厚労省通知は2点に集約できる。

ひとつは、慢性疾患の定期受診患者とウイルス感染源との接触を減らすため、慢性患者をオンライン診療した医師は処方箋をファクシミリなどで送るという内容だ。

もうひとつは、濃厚接触や感染が疑われる人に電話や情報通信機器で健康医療相談・受診勧奨して差し支えないというものだ。

基礎疾患を持つ高齢の患者や、感染したか否か定かでない人を一般の病院・診療所から極力、遠ざけるための窮余の策といえる。

オンライン診療を対面の補完と位置づけるのは、時代にそぐわなくなっている。診療をサポートするスタートアップも出てきた。次世代通信規格がオンライン診療の有効性・安全性を一段と高め、患者の心身と経済的な負担の軽減に役立つのは明らかである。

もちろん視診・触診など対面診療が欠かせない場面はある。オンラインと適切に使い分け、医師が安全で効果的に実施するための大きな方針を確立してほしい。

この先、ウイルス感染者が減少に転じても厚労省は指針を維持すべきだ。指針の効果を検証し、改革を実現させるのは、政府の規制改革推進会議の役割である。


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