• clinic94

外科肥満手術プラスGLP1ダイエット

外科手術は、確かに確実ですが、逆流性食道炎を併発したり、体重減少が成功しなかったり、体重がプラトーになったり、あるいは、結局、もとにもどってしまう(weight recidivsm)を起こしてしまうことも、それが広がるごとに知られるようになってきました。そこで、一度、肥満外科手術を受けた人が、GLP1治療をうけたら、どうなるか、を臨床研究した論文を紹介します。


Efficacy of High -Dose Liraglutide as an Adjunct for weight loss in patients with prior Bariatric Surgery. Obesity Surgery (2018) 28: 3553-3558を翻訳してみます。


対象は、33名の連続して後ろ向きに観察できた対象者で、年齢は18から65歳。既に、過去に肥満外科手術を受けていた人たちでした。


適応とされる条件は、最も最低となった体重から10%リバウンドし体重が増加している場合、あるいは、減量効果が20%未満で留まってしまっている場合、あるいは、目標に到達していないと考える人たちを、対象として選んだ。


結果を先に話すと、、、最終的には、20名が、上記の条件に合致して、治療を続け、解析されました。その結果、16週目では、さらに体重が減ったのは、ー7.1%の減量ができ、28週目では、−9.7%の減量ができ、いわゆるダイエットに成功した、という結果になりました。BMIとしての変化は、16週目では、−3.5 kg/m2 であり、28週目では、−4.7kg/m2でした。結論としては、シンプルで、肥満外科治療をうけた人では、その時点で、既に、

GLP1が高濃度であるはずですが、さらに、追加の、GLP1を投入することで、追加効果が期待できる、という内容です。20名の体重の推移が記載されてあり、最も低いレベルで、手術前が96.8kg。 外科手術プラスGLP1治療で、最終的には、81.6kgまで減少。

最も肥満していた人では、207kgの体重が、最終的には、120kgまで、減少したという脅威的な結果でした。肥満治療は外科と内科がタッグを組む、時代になったのか、という実感ですが、海外のデータは、それにしても、最低でも97kgから開始なので、参考になるのか、どうか、、は、やや不安な点が多いようです。

1回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

トランプ大統領のベストスピーチ

Quoraからの引用です。 トランプ大統領のベストスピーチと言われる内容は、健康に対する認識でした。こういう所が、彼が人々の尊敬を集めた点だったのかもしれません。 この中に、really tough, really big, and really good appetizingという表現があります。 「タフな奴は、しっかりでかくて、食欲もしっかりある。」 これは「ダイエット」とは、一見、別のような

12月、年末は、ダイエット漫画一斉公開!

2020年12月は、12月1日から、これまで当院スタッフが作成した、GLP1ダイエットの漫画を、1か月かけて、一斉公開していきたいと思います。 コロナ禍による重くのしかかった風潮を、漫画で一斉に吹き飛ばしていただければ、と考えての企画です。 今年は「鬼滅の刃」が大流行しましたし、アニメで始まり、アニメで終わるのが、美しいのかもしれません。

「いきなり!ステーキ」で15キロ減量できるか

2015年、5年前の「いきなり!ステーキ」は、元気がありました。 以下のように、赤身の肉だけたべて、15kg痩せられるかを実験したそうです。 「赤身肉だけを食べるダイエットの行方」がテーマでした。 しかも、2015/09/18 の記事ですから5年前の記事です。 ただし、加えて、「筋肉トレーニング、有酸素運動も行う。これらにかかる費用は会社から経費として出ることになっている。」ということで、肉だけ食