• clinic94

GLP1が作動する場所は?脳内にある??

脳に薬物が入り込むというのは、簡単ではありません。

BBB(Blood Brain Barrier)という、血液脳関門を超えないと、薬は、脳内に、その作用を届けられないはずです。特に、GLP1は、血管内に、受容体をもたない薬剤です。それが、なぜ、脳に作用するのかは不思議です。

ただし、脳の視床下部には、GLP1受容体が存在することは知られております。

BBBを通過しないで、どうやって、視床下部という神経に直接作用するのか? 医師としての、謎は深まります。

専門家の意見では、あくまで「薬物学的な高濃度にした場合」においては、視床下部のGLP1受容体は、それなりに、フィードバック機能をもって、食欲中枢を抑制するとのことです。薬物による直接作用らしいです。

どのタイミングで、GLP1を、視床下部に、どのくらいの高濃度を供給するのか、その腕が、GLP1ダイエットの善し悪しを決める重要な鍵です。普段から、GLP1を利用した糖尿病治療を続けている糖尿病専門医が、普段から考えている事項(issue) なのです。

サクセンダは、もともと、2.4mg以上の、高用量で大丈夫とされている薬剤ですが、それは、投与量が多いがために、脳に作用するGLP1濃度が低下しにくい、という作用機序を利用した薬物の利用方法だからなのでしょう。 それに比べビクトーザは、少量から開始し、最大1日1.8mgまでの増量が義務づけられています。この場合には、ビクトーザを投与した15分から30分くらいのタイミングが、最も、脳内の視床下部に作動しやすく、食欲を低下させやすいのかもしれません。


最新記事

すべて表示

トランプ大統領のベストスピーチ

Quoraからの引用です。 トランプ大統領のベストスピーチと言われる内容は、健康に対する認識でした。こういう所が、彼が人々の尊敬を集めた点だったのかもしれません。 この中に、really tough, really big, and really good appetizingという表現があります。 「タフな奴は、しっかりでかくて、食欲もしっかりある。」 これは「ダイエット」とは、一見、別のような

12月、年末は、ダイエット漫画一斉公開!

2020年12月は、12月1日から、これまで当院スタッフが作成した、GLP1ダイエットの漫画を、1か月かけて、一斉公開していきたいと思います。 コロナ禍による重くのしかかった風潮を、漫画で一斉に吹き飛ばしていただければ、と考えての企画です。 今年は「鬼滅の刃」が大流行しましたし、アニメで始まり、アニメで終わるのが、美しいのかもしれません。

「いきなり!ステーキ」で15キロ減量できるか

2015年、5年前の「いきなり!ステーキ」は、元気がありました。 以下のように、赤身の肉だけたべて、15kg痩せられるかを実験したそうです。 「赤身肉だけを食べるダイエットの行方」がテーマでした。 しかも、2015/09/18 の記事ですから5年前の記事です。 ただし、加えて、「筋肉トレーニング、有酸素運動も行う。これらにかかる費用は会社から経費として出ることになっている。」ということで、肉だけ食