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オゼンピックの副作用情報は、知っておくべき!

現在、日本では、5500例の糖尿病患者に、オゼンピックが処方されています。 そのうちの、100例が、当院の糖尿病患者さんです。

糖尿病専門医は、3000人いるとすると、1人の医師あたり、オゼンピックを投薬している数は、1人の糖尿病専門医あたり、1.8例。つまり、糖尿病専門医であっても、発売から2か月たった現在まで、せいぜい2人程度の患者しか投薬していない事になります。

そうなると、私の外来は、通常の平均的な糖尿病専門医の、56倍もの人数の患者さんに、投薬をしているということになり、その信憑性は、かなり高いものになります。

副作用頻度をみると、やはり多いのは、

注射部位疼痛 (88例:非重篤) 注射中疼痛 (40例:非重篤)

と案の定、オゼンピックは痛い!、というのは、全国共通した患者さんたちの、訴えのようです。

湿疹 は3例でした。私の外来でも、湿疹がでたので、それが含まれているのかもしれません。

サクセンダより、オゼンピックのほうが優れているとしている美容整形外科医師たちには、こうした情報は、いきわたりません。これは、糖尿病を専門としていて、かつ、オゼンピックのような薬剤を、有効に投薬できている糖尿病専門医にしか、メーカーが教えてはくれない状況です。

これは、何を意味するかというと、美容整形外科医師、皮膚科医師らは、副作用の頻度や、それに対して、どう対応するかについては、知らずに投薬を続けているということです。

副作用を知らないから、怖いものしらずで、処方している美容系医師は、かなりの数の処方をしているようです。Googleの広告に、「オゼンピック、電話1本で予約できます」とPRしている医師は、この事実を知らないことでしょう。

困ったものです。

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