糖尿病療養指導士ナースOです
今回は使用済み注射針の廃棄方法についてお話しします。
使用済み注射針は医療廃棄物にあたるため、専門の廃棄物業者に処分を依頼しています。
針ケースをつけて、ペットボトルなどしっかりと蓋のできる固い容器に入れて、処方された医療機関か、バイオハザードマークのある薬局へお持ちください。
一般ごみのようにビニール袋に入れて持ち込む例も見かけますが、とても危険です。針ケースが外れて、袋から針が突き出ていた例もありました。
針を外したペン型注射器は袋を二重にして地方自治体にゴミとして捨てることができます。(ゴミ袋に2重に入れるのは、薬液や体液が付着している可能性があるからです。)
医療施設以外で注射針を扱う機会はとても多くなり、糖尿病治療だけでなく、高齢者介護・脂質異常症・不妊治療でも、患者様ご自身やご家族が扱っています。感染・針刺し事故には充分な注意をお願いします。
先日当院に宅配便で届いた、使用済み注射針の写真を添付します。
ご案内した通り安全に配慮され、箱を開けた時、ホッとした気分になりました。
患者様ご自身・ご家族・廃棄業者だけでなく、誰も傷つけないために、廃棄方法の詳細について、ぜひこちらもご覧ください。
日本医師会『在宅医療廃棄物の取扱いガイド』
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20110309_12.pdf
地方自治体によって独自のルールもありますので、必ずご確認ください。
日本で糖尿病名医ランキング、クリニックとしては長年1位だったベテラン医師が、サクセンダの安全性と有効性を加味しながら情報発信していくブログです。既にPVは25万を超えて、多くの読者がいます。