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リラグルチドの特許はいつ切れる?


バイデン次期大統領は、オバマケアの拡大戦略を発表しています。


となると、リラグルチドの特許についても、特許がきれたら、すぐに、競合製薬メーカーがでてきて、抗肥満治療として、製造を始めても、おかしくはありません。 上記の論文は、2006年のものです。その段階で、公開されているのですから、実際の開発初期、つまり特許出願は、もっともっと先だった可能性があります。


もし、2006年の4年前に特許がだされていたとすると、2002年に特許出願。となると、特許が切れるのは、2022年になるかもしれません。すると、あと、2年後に、サクセンダについては特許切れの「後発品」がでてきて、現在の料金の5分の1になるのかもしれないです。


そしたら、GLP1ダイエットは、最も、コスパがよいダイエット法として世界中に認識されることでしょう。当院ではサクセンダが税込み1本2万円ですが、あと、数年後には、税込み1本4000円くらいが適当な金額になり、最強にコスパがよいダイエット法ができてしまうかもしれないです。


家庭で、隠れることなく、冷蔵庫から、さっと注射をだして、コーヒーでも飲みながら、さっさっと自己注射をするくらいのシンプルダイエット、それがGLP1ダイエット、という感覚で呼ばれるようになるかもしれません。


そうなれば、サクセンダ1本7万円、1本5万円という価格で販売している美容整形外科医たちや、税込みではなく税別にしている医師達や、一部の皮膚科医たちは、蜘蛛の子を散らすかのようにして、この市場から撤退していく事になるかもしれません。

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