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注射か、痩せるか。二択の糖尿病外来。

リアルの糖尿病外来で、医師は患者さんに対して、「痩せたいですか?」という質問は、最初には、しません。

GLP1の話をしても、「それって、注射ですか? 注射は嫌いです。」 「なんとか、薬で、どうにかなりませんか?」という返事がもどってくることがわかっていることが多いからです。

そうした患者さんには、糖尿病内服薬は全種類、使っている事が多く、それでも血糖コントロールができないので、後は、GLP1の注射療法しか、残っていません、とお話します。

ですが、それでも 「どうしても、注射は、嫌です。」 という返事が戻ってきます。

やせれば、改善される。血糖コントロールも。肥満も改善します。とお話しますが、なかなか、納得してもらえることは少ないです。

「注射か、痩せるか」 どっちかを選んでください。。と、医師は患者さんに迫ります。

こういう外来を、普段から日常的に行っているのが、リアルの糖尿病外来なわけです。

ダイエット外来とは、主たる目的が違います。なので、 ビクトーザと、サクセンダとは、たとえ、成分が同じであっても、投薬する目的が異なるので、異なる医療行為である、と、厳密には、そう考えるべきなのです。

そして、そう考えないといけません、というように、厚労省からの通達を得ています。

さらに、サクセンダ2.4mg、3.0mgの意義については、ビクトーザでは議論ができない、というのは、実は、大きな問題でもあります。1.8mgでいいじゃないですか、と言われても、エビデンスはありません。こうやって、、

しっかりと、「糖尿病外来」と「肥満:ダイエット外来」とは、コンセプトが異なる、よって薬も異なる、よって商品名も異なる、保険の承認薬、未承認薬の定義も異なる、商品名を変えているのは、しっかりとそれを認識して正しい医療活動を行うため、というのは、そういうことであり、いわば医療関係者の間では、それは常識です。

かりに一般人の方であったとしても、こうした背景については、 ご理解がある方には、ご理解していただけると考えます。

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