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サクセンダのほうが、オゼンピックより痩せる原因は?

サクセンダは、抗肥満治療薬として承認されています。 ですが、実は、1週間に1回製剤のオゼンピックも、ランセットという海外の有名な医学雑誌(Lancet, 2018)などや、国際学会での発表では、毎日、注射が「抗肥満治療」法としては薦められています。

1週間1回のGLP1製剤なのに、なぜ、毎日、注射するほうが、痩せやすいのか不思議でしたが、沢山の患者さんたちにオゼンピックを処方していると、その理由がわかってきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下が英文原著になります。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30122305/

Efficacy and safety of semaglutide compared with liraglutide and placebo for weight loss in patients with obesity: a randomised, double-blind, placebo and active controlled, dose-ranging, phase 2 trial - PubMed Lancet. 2018 Aug 25;392(10148):637-649.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 要するに、サクセンダのほうが、生活が楽なのです。 オゼンピックは、食事の前になると空腹になります。 すごく空腹におそわれるといいます。そこで間食をしてしまうと体重はさっぱり減らなくなるわけです。 また、オゼンピックは、1週間、注射すると、調節がきかないのが、不自由です。 注射して、どこで効いているという手ごたえがないから、普通に、食事の時になると、食事前には気持ちがわるいくらい空腹になります。つまり食事の時に、空腹になるので、食べてしまいます。食欲抑制作用があるという薬のはずなのに、空腹感には襲われるので、食べてしまうわけです。だから、痩せないわけです。 これに対してサクセンダは、食事の前に空腹にならなにように、調節ができます。かつ、ダイヤルを調節することで、投薬量を調節できるため、アクセントをつけることができます。また、毎日、注射することでも、1週間の中での日々のアクセントを作ることができます。 サクセンダは、注射すると、計算どおりに、食欲をコントロールできる自由さがあります。これを、私は「サクセンダアクセント」と呼んでいます。 よって、サクセンダは、食事の時には、空腹が無くなるで、それが便利だし、その自由さがあるので、継続しやすいわけです。 こういう比較は、本当に、サクセンダとオゼンピックとを両方とも処方している糖尿病専門医しかしらないノウハウだろうと思います。

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