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タキフィラキシーがなくても減量可能なビデュリオン

GLP1注射製剤の中で、日本で、(あくまで、私自身が、ですが)、これまで、真面目に、トップレベルで処方したきた薬剤が、Exenatide QW, つまり、バイエッタの成分、エキセナチドを、1週間、かけて投薬するビデュリオンです。

この薬剤のメリットは、高濃度のGLP1を、長期間、維持できる点にあります。従って、これまでは、私の外来では、最も長く、安全に、沢山、処方されてきたGLP1製剤といってもよいかもしれません。

ほとんどの糖尿病患者さんで、著名な体重減少か、あるいは、非常に良好なHbA1cの安定化を認めます。HbA1cが6%台前後というのは、決して珍しくはありません。

理論的には、GLP1濃度を変えることが自由自在で、かつ、バイエッタとしての歴史もある、という点では安全性も担保できていて、非常に、優れたGLP1製剤であることは、間違いありません。

ですが、効能、効果が、それだけ優れたGLP1製剤であるのに、 なぜ製造元のアストラゼネカ社は、この薬剤を、「抗肥満薬」にしようとか、 横展開をしないのでしょう?

おそらく、それは、とても簡単な理由によるものです。

注射する針が太くて痛いのです。かつ、注射の跡が残り、しこり、も残ります。ですから、コスメを考えるのであれば、けっして、「ダイエット」向きとは言えない側面をもっています。

最近は、ビデュリオンの、こうした問題を解決する薬剤、トルリシティや、オゼンピックなどが発売されてしまっている、という現実も、発売元のアストラゼネカ社にとっては、前向きにとりくめない大きな理由になっているのでしょう。競合が強すぎるという判断だと思います。

ただし、オゼンピックの発売が延期になった日本で、また、 2018年12月の段階でいえば、1週間製剤で、痩せる薬を処方しましょう、と言えるのは、ビデュリオンだけかもしれません。

もし、アストラゼネカ社が、テルモやニプロなど、日本の注射針メーカーの針を使用してくれさえすれば、もっと展開が違ったかもしれません。

PS・

なお、すでに投薬をうけられている当院に通院中の患者さんたちが、もし、この内容を読まれたら誤解のないよう、お願いいたします。体重が落ちて、HbA1cも落ちて、ベストなGLP1の1週間製剤を処方している、という事実は、決して、間違っておりませんので。

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