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ダイエットすると喘息も治る?花粉症患者には朗報

肥満児では、喘息の約4分の1が肥満と関係していることが発表されました。 (Pediatric, 2018年、11月26日、オンライン版。から。)

米国では小児の喘息と肥満との関連を検討した報告が発表されました。平均4年間の喘息発症リスクを検討すると、喘息の発症リスクは、肥満があると、26%上昇したとのことです。なぜ肥満があると喘息を引き起こすのかの機序は不明です。

喘息体質があるから外出できず、肥満しているかもしれませんし。明確な相関は不明です。

ただ、肥満を改善すれば、喘息の発症を予防できるとすれば、ダイエットの効果として、喘息発症の抑制という効果が期待できるということになります。

花粉症のシーズンになると、花粉があるだけで、気管支喘息になり、外出できない、運動不足になる、だから肥満になる、という関係は容易に推測できます。喘息があれば、肥満になりやすいというのは、よく知られた事実です。

ですが、今回の発表は、「肥満があると、喘息になりやすい」ということなので、やや話は複雑になり、むしろ、そこに「悪循環が存在しうる」という可能性を言及しているということになります。

「肥満 −> 喘息 −>肥満 −>喘息 −>肥満」という具合に。

もし、この「悪循環仮説」論理が成り立つと、肥満を治せば、喘息になりにくいことになります。悪循環を断ち切ればいいのです。GLP1ダイエットは、その悪循環を断ち切る斧になる可能性があります。内科的治療として、です。

であれば、花粉症の時期には、GLP1ダイエットをすれば、気管支喘息も軽減するといえるかもしれません。

当院の専属ナース(岩淵ナース)は、ダイエットをしたら、花粉症が楽になったとのことです(ということもあり、この内容は、岩淵ナースの症例報告にも、なってしまっています。>>いわぶっちゃん、ごめんなさい。GWの休暇中なのに、利用させてもらってます。)。

そこに、減量により、気がついていない睡眠時無呼吸症候群が改善するのも、手伝うのかもしれませんが。私は肺機能が改善していたので、その影響も考えられますし。

いずれにしても、

もし、本当にこの関係が証明されれば、GLP1ダイエットは、花粉症がひどくて肥満してしまう人には、お薦めのダイエット法になります。

糖尿病臨床では、花粉症があると、運動ができない分、血糖が高くなりやすく、糖尿病が悪化することは、より臨床現場では経験することです。特にセレスタミン(経口ステロイド剤)を服用しなくてはいけないような重度の花粉症をお持ちの場合、(私がそうなのですが。。)、が、そうで、よく臨床現場では遭遇する話です。なので、なおさらに、

花粉症の時期に「ステロイドの食欲亢進効果」を断ち切るというのは、他の治療では無理で、GLP1ダイエットならではの「特徴的な内科的治療法」になるかもしれません。

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