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ダイエットは「外科」から「内科」へと主軸が移る!

メタボ、脂肪肝、皮下脂肪、内臓脂肪、これらの用語は、もともと、内科用語です。

ところが、特に、一部の営利追求型の美容外科の医師たちは、あたかも、これを解決できるのは彼らだけかのように装い、ふるまい、イケメン動画のyouTubeチャンネルを創り、LINEの公式サイトを創り、減量は美容分野であり、外科が主軸で、彼らの治療経験は、あたかも豊富のようなフリだけして、こじつけをつけて、そこから、即、美容と健康につながる、と豪語していました。


キャッチコピーの「GLP1は、痩せるホルモンと言われています」というフレーズは、嘘すぎます。「GLP1は、世界中、どこでも糖尿病の治療薬」として国際的にはプレゼンされていて、GLP1作用の一部を利用したのが抗肥満作用(治療)として理解されているだけです。


ダイエットに、本来無用なビタミンC処方をばらまくとか、サプリを勧めたり、食物繊維を送りつけるとか、普通の内科医なら、あり得ないですが、残念ながら、これまでは、それが、ありえてました。


真実は、別にあります。本当の、臨床現場にあります。

皮下脂肪は、GLP1治療薬で改善できます。

そして、脂肪肝、内臓脂肪、それに伴う、インスリン抵抗性を改善し、血糖値を下げる薬剤が、登場します。

それが、イメグルミンです。ミトコンドリア改善薬です。最近、公式発表になりました。

糖尿病、大型新薬、承認申請は、2020年だそうです。 来年です。まずは、単剤からかもしれませんが、もしかしたら、糖尿病治療薬のみならず、脂肪肝への特効薬、としてだけでも、すごい市場があります。

唯一、脂肪肝を治せる薬剤です。おそらく、この適応をもつ薬剤は、世界初です。しかも、日本から、スタート。大型新薬だろうと、私は予測していますが、その理由は、血糖値をさげる機序に、おそらく、内臓脂肪の減少もからんでいるからだろう、と推測しているからです。


こうして、しだい、しだいに、、

脂肪肝の解消、血糖値の低下、ダイエットによっておこる胆石、GLP1によって起こる便秘、など、最新のダイエットの本丸は、その解決策治療は、どんどん内科医師の領域にはいってきました。


ですから、最終的に、

「肥満内科」vs「美容外科」、、が、ぶつかるようになり、、

この対立軸は基本的に、ダイエットは「内科」か「外科」か、との対立となります。

このパラダイムシフトは、相当、面白いと思います。

GLP1の他にも、こういう新薬がでたら、歴史の常として、きっと内科が勝ちます。

かつて、H2ブロッカーやPPIという薬剤で、胃潰瘍がなくなり、胃潰瘍を原因とした外科手術がなくなったようになる、と思います。


コエンザイムQ10, 水素、いずれも、民間療法レベルで、医療用処方薬までの閾には、届きませんでした。いずれも、ミトコンドリアを介した作用で、効能をうたって、社会に高い評価をえていた「物質」でしたが、「薬」とは、言いがたい物がありました。

それに対して、イメグルミンは、最初から物質ではなく、「薬」です。しかも、糖尿病の治療薬です。かつ、私が得意とする「ミトコンドリア」の薬(内服薬)なのです。


ですから、

ダイエットは、治療しうる「臨床的手段」として、 着実に、「外科」から、「内科」へと、主軸が移動しつつありGLP1とミトコンドリアが、それを後押しします。


そして、いつの日か、、

「胃潰瘍で外科が、胃を切る」といっていた時代があったかのように、

「ダイエットは美容外科がやっていた時代が、あったんだ」と、して、

昔物語として、語りつがれていくのかもしれません。

このようにと、時代を先読みしている、という視点から、 ミトコンドリア糖尿病を専門としていた内科医の私が、なぜ、GLP1治療を、今、トップランナーとして、先行していきたいのか、ご理解していただければ幸いです。


営利追求型の医師、サプリやビタミンで騙しまくりの医師 たちと対抗軸を明確にするのは、私たちのように、「コスパを最高にする」、というのが、最も単純で、社会的に、立場の違いを理解してもらいやすい、と、そう考えたから、「最高」にしてみました。

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