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インスリン、レプチン、GLP1.。奇妙な学説。

インスリンがレプチンを刺激し、レプチンが食欲中枢を刺激するから、ダイエットにむいている。


GLP1は、インスリンを刺激するから、レプチン効果をます。

だから、GLP1は、ダイエットにむいている。


なぜか、わけがわからない、珍説を考えた医師がいるのでしょうか?


ある受診者のかたや、友人達から、このような質問をうけました。


Answer:   

おそろしい医師や、おそろしい学説が、登場するものなんですね。

ちなみに、レプチンの薬剤は、すでに2年前から、アメリカ、欧州の糖尿病学会で、発表されていて、私の手元には、その資料があります。


全身から脂肪がなくなる、Lypodystrophyの特効薬として、世界では注目され、 レプチン作用の改善によって、脂肪肝にはならない、 よって肝硬変にはならず、死亡する確率がへる、、そういう理解の薬です。


まったく皮下脂肪がなくて、がりがりに、やせていた女性が、普通の、体型にもどすのか、遺伝的原因によっておこった出生時から始まった異常食欲を抑えるのが、レプチン治療だと理解してました。


まず、Lipodystrophyの過食は、出産後から子供時代から始まりますし、遺伝子が絡みますし、普通の若い女性のダイエットや、中高年の女性のダイエットとは、似てもにつかないレベルの病態です。遺伝的な「皮下脂肪がつかないことによる過食」であり、基本スタンスが異なります。それに過食して太る対象者ではなく、もともと、過食しても、太らない患者さんたちが、特徴的な病像としてもっている希少疾患なのです。


それにしても、代謝のことを理解していないと、珍説がでるものなんですね。 そもそも、インスリンは太りくすりです。GLP1が、インスリンを分泌するだけの薬なら、肥満する作用があるはずで、まったく、逆です。


間違いすぎてて、糖尿病専門医の私にも、こんな珍説は、しっかりした名門医学部を卒業した医師が考えた理論とは、思いがたいです。


それを、レプチンと結びつけるとは。。。どこに、そんな記事があるのか、 もし、みつけたら、教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


ちなみに、レプチン療法は、きちんと製品ができていて、、

あくまで、異常な過食をへらし、血糖値をさげ、脂肪肝によっておこる肝臓の容積を28%減らし、脂肪肝をふせぎます。中性脂肪もさがります。インスリン感受性を増やす薬なので、皮下脂肪は増えるかもしれませんが、もともと、Lipodystrophyは、皮下脂肪がなく、がりがりに、やせている人たちなのです。その計測はされていないようなのです。


実は、私も、以前、Lipodystrophyの糖尿病患者さんを、3,4年、担当主治医となり、治療したことがありますが、当時は薬がなくて、救うことはできませんでした。とても残念です。


全身に脂肪がなくなっている、Lipodystrophyの治療として、レプチンを補充することで、Lipodystrophyが改善する、、、これが、今、世界の潮流で、NEJMは、世界で、NO1といってもいっていい、医学雑誌です。

すでに、注射製剤があります。

However, why adipose tissue was required to maintain whole-body sensitivity to insulin has remained unclear. とあります。レプチンが、どのようにして、皮下脂肪の増減と関係しているかの、本当の理由は、まだ、明らかにはされていません。


なのに、インスリンが、レプチンが、、どうのこうのと、あたかも、ダイエットにむいている、と語る医師がいたら、まさしく、臨床としての代謝分野をしらない医師なのでしょうか? 


いずれにしても、「ダイエット分野には、いつの日も、珍説が登場してきます。」

くれぐれも、騙されないよう、ご注意ください。

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