• clinic94

モニター募集は、正しかった。のでは?

私達は東京、米国はNYC。やはり、どの大都市でも、新しい治療を、糖尿病でない方々に、行っていただくのは、どちらも慎重に、始めるというのが、医師として普通であるということが、この論文(最下段にあります。英文です。)から、解ります。


特に、バイエッタは、ビクトーザやサクセンダよりも、安いかもしれません。それで、より強い効果が期待できるのですが、この論文のように、慎重に、新薬を始める時には、モニターリングをしながら始める、というのは、医師として「常識」です。


まだ、私たちも、「モニターキャンペーン」は継続しております。サクセンダ、モニターキェンペーンが、一段楽したら、「バイエッタモニターキャンペーン」も、考えてみたいと思います。


しっかりモニターをしつつ、オフラベルのGLP1受容体作動薬を活用すれば、1ヶ月に、−6.7%の体重減少を認めた、と有ります。しかも、悪心、嘔吐なしで。私たちも、モニターで、バイエッタを利用していただいた方がおりました。


私の外来でも類似の実績は、もちろんあります。糖尿病臨床では、バイエッタで、最高で、−17kgの体重減少を認めた患者さんも、おられます。ビデオ撮影を許可してくれました。バイエッタで妊娠が成功した患者さんも、多くおります。


いずれにしても、新しいGLP1製剤を、モニターもなしに、どんどん宣伝広告をしている医療活動は、危険きわまりない、と言えます。


1ヶ月に、−6.7%。魅力的な下降線ですよね。しかも、リラグリチド1.2mgは、ビクトーザでカバーできる投与量です。サクセンダではないので、あえて、オフラベル治療、と称しているだけです。


ただし、最終的に、financial reasons、経済的な理由で継続できなかった人は (14%)でした。私たちのGLP1ダイエットサービスを、日本で最安値して、コスパ抜群にしている理由にも、明確な「科学的根拠」は、証明されていました。


大都会で、GLP1ダイエットを始める医師の慎重さは、「同じ発想」、「同じ方向性」を保持していること、思考法は同じベクトル、である事が解っただけでも、安心しました。


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参考文献

Horm Metab Res. 2015 Jul;47(8):560-4. doi: 10.1055/s-0034-1387793. Epub 2014 Sep 17.


Off-label antiobesity treatment in patients without diabetes with GLP-1 agonists in clinical practice.


Sauer N1, Reining F1, Schulze Zur Wiesch C1, Burkhardt T2, Aberle J1.


Abstract The aim of the work was to investigate whether continuation of treatment, side effects, and effect on weight loss of GLP-1 agonists in obese patients without diabetes are equally promising in daily clinical-practice-settings compared to controlled clinical trials. Obese patients without diabetes of our interdisciplinary obesity centre were treated off-label with GLP-1-agonists for different time periods. Application was started with low-dose and increased if side effects were tolerable. Monthly costs were € 125 for daily applications of 1.2 mg liraglutide or 10 μg exenatide twice daily. Data were obtained by telephone interviews about baseline characteristics, weight loss, sensation of satiation, duration of therapy, side effects, and reasons for discontinuation. Of 43 included cases (5 males, mean age 43±11 years, mean weight 107±24 kg, mean excess weight 35±21 kg) 7 were treated with exenatide and 36 with liraglutide. Excess weight loss in linear regression models was 6.7% per month (p <0.05) under control of age, sex, initial weight, and type of GLP-1 analogue treatment and did not significantly differ between liraglutide and exenatide. Overall, 58% of patients reported side effects mostly concerning the gastrointestinal tract. Surprisingly no patient reported vomiting. One patient developed a severe pancreatitis. At time of telephone interview only 30.2% were continuing treatment. Mean treatment duration was 2.98±2.71 months. Common reasons for discontinuation of treatment were no/little effect on weight loss (27.9%), intolerable side effects (20.9%), or financial reasons (14%). GLP-1 agonist treatment in obese patients without diabetes also correlates with significant weight loss in clinical practice. However, side effects and discontinuation of treatment are common. Therefore, long-term effect on weight loss might not be as promising as suggested by data from clinical trials.

© Georg Thieme Verlag KG Stuttgart · New York.

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