- clinic94
広告費を削減し、薬代を安くする努力、してます。
アメリカでは、GLP1ダイエットは1ヶ月16万円くらいの治療台と、以前、記載しました。サクセンダを3.0mg注射していると、6日でなくなります。なので、5本必要と考えると、1本3万円。X5,なので、ちょうど、15万円。
それに、診察料や、ナースの人件費、固定費、日本では輸入手続き代、保管代、冷蔵庫に必要な電気代などをいれたら、16万円にしても、ちょうど、とんとんになるくらいです。
医師の人件費を考えたら、もしかしたら、5本ではなくて、1ヶ月、4本かもしれません。サクセンダを1日1.8mgにして、節約していても、そのくらいの金額になります。
それに対して、私たちのクリニックでは、1ヶ月のGLP1ダイエットの、ランニングコストは、8万円にしています。ただし、リラグルチドとして、1日1.5mgを、目安にした場合の、価格帯です。
広告をバンバンしている、他の医療機関では、かなり高額請求をされるようです。 なぜでしょう?
おそらく、その理由は、日本では、GLP1注射を抗肥満治療として処方するのは、厚労省が保険医療として認可していないからです。というより、ノボノルディスク社が、日本では肥満人口が少ないので、申請するという「行為」を行わなかったために「承認」されていない状態が持続しているというわけなのです。
ですから、未承認薬剤というよりは、「未申請薬剤」(そもそも製薬メーカーが申請をしなかった薬剤)なわけなのです。
ですが、そういう場合であっても、保険がカバーしてくれないわけなので、自由診療として行わなくてはなりません。
自由診療となると、保険診療と一緒に行うと、「混合診療」と言われ、原則、禁止されています。ですから、あえて「禁止される」ような医療行為を行おうとする医師は少ないのです。時間帯を分けなくてはいけないのです。私のクリニックで、GLP1ダイエットをうけれる時間帯が、バラバラになっている、分散しているのは、そのためなのです。
かつ、保険診療であれば、製薬メーカーが「宣伝をしてくれます。」。つまり、医師が、このように、GLP1ダイエットの意義や、方法を説明したり、解説したりする必要がなく、そうした作業は、すべて「製薬メーカーが肩代わりしてくれる」のです。そうなれば、それに、かかる莫大なコストをカットできます。
海外では、特に韓国などでは、それができているので、比較的、安価に、リラグリチドが入手できるのかもしれません。といっても、アメリカでも、高い保険に加入しておらないと、この治療はうけられない、「セレブのダイエット法」と、呼ばれているようです。いわぶっちゃんが、指摘しているとおりです。
Googleと、1度、広告バナーの交渉をしたことがありますが、「GLP1 ダイエット」と検索して、Google 画面のトップにPRとして掲載されるためには、毎月1千万円は、かかるだろうとのことでした。とんでもない金額です。日本で、GLP1ダイエットを推奨している医師たちの多くは、月12万円以上のランニングコスト、2か月で29万円以上とか、かなり高額な金額を提示しています。彼らの多くは、Googleの広告費に莫大な投資をして、利益の大半を、Googleに、もちさられているのでしょう。
海外では、製薬メーカーが広告をしてくれる。 日本では、医師が自分の責任で広告をしなくてはいけない。
(つまり、日本では、こんなに高い値段設定であっても広告費にとられてしまう。GAFAは、やっぱり強く、現状で、GLP1メディカルダイエットを宣伝している医師の場合には、もっともっと高額な宣伝費をかけていることでしょう。)
という事情の中で、私たちが選択した手段は、
日本では、1ヶ月8万円。ただし医師の責任で広告には1ヶ月6000円しか広告費をかけない。
そういう選択でした。すなわち、Googleにかける広告費は月6千円という、思い切った決断をしたわけです。SNSを利用し、私のことを、検索してみつけてきてくれた人には、割安で、GLP1ダイエットサービスを提供し、Googleに利益をもっていかれるくらいなら、患者さんに還元する、という方針にしました。
製薬メーカーは、日本では広告をうってません。ですから、医師は自分の責任で処方します。なんらかの事故があった場合、海外では製薬メーカーが保証してくれます。日本では、製薬メーカーも医師会も保証してくれません。あくまで、処方した医師の責任になります。そうした保険費は、実は莫大な金額になります。その保険がない以上、薬品代をあまり低いレベルまでは、落とすことは無理なのは、ご理解ください。
また、「転売」される危険もあります。
正規のGLP1注射製剤、買えるでしょうか? という問い合わせがくると、ぞっとすることもありました。そういう問い合わせがくるということは、他の医療機関では、サクセンダは処方せず、主に、ビクトーザだけを処方しているということなのでしょう。(確証はありませんが。汗;。)
こうした状況の上で、ある一定の覚悟をし、その結果、はじき出した、ぎりぎりのランニングコストが、8万円という選択になりました。
こういう内容を、リツートしてもらったり、SNSで拡散していただければ、さらに広告代をけずり、薬代を安くする方向に、志向を替えることができます。
ぜひ、どんどん、ブログ、ツイッター, Facebook , Insta など、内容を、シェアしていただくことを、お願いしたいと思います。
なんとか、20歳台の女性にでも、継続できるような金額に、薬代を、さげていきたいと考えておりますので。
