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ビクトーザ0.9mg、糖尿病で痩せない理由

GLP1タキフィラキシーの話に移る前に、

糖尿病があって、ビクトーザ0.9mgで、痩せない理由をご説明します。


ビクトーザは「食欲抑制ホルモン」であり、「膵臓β細胞からのインスリン分泌を促すホルモン」です。


特に糖尿病があれば、食欲抑制されることで、血糖値がさがります。ですが、その分の「エネルギー」は、脂肪細胞合成や筋肉内でのグリコーゲン合成に利用されるわけです。それを推進するのが「インスリン」です。


ですから、高血糖が改善して、インスリン分泌が増えている間は、痩せない、ということになります。


まして、これまで日本人で承認されていたビクトーザの量は、1日0.9mgと、外国人の半量です。ですから、高血糖があり、糖尿病がある人ほど、血糖値がさがることで、太りやすくなり、「食欲が、やや低下し、血糖値がさがるほど、太りやすくなり」、その両者のバランスによって、「体重は一定」ということになります。


GLP1はアメリカでは痩せホルモンと呼ばれてます。

という話は、糖尿病専門医としての見解では、全くの誤り、です。 というか、「痩せホルモン」という表現を安易に使っている医師はいないです。

痩せている人は、GLP1が低いです。も、誤りです。 2型糖尿病がある人は、GLP1が低いです。これは正しいです。

ですから、「糖尿病」があると、ビクトーザは0.9mgでは、「痩せない」という理屈になります。


糖尿病がない場合には、血糖値がさがらない分、エネルギーは脂肪や筋肉から、エネルギーを放出するので、糖尿病がある場合より、糖尿病がない場合の方が、痩せやすい、ということになります。


むしろ、HbA1cが8%以上の糖尿病がある場合、8% 以下になれば、脂肪合成が高まり、ビクトーザを注射していても、体重が増えてしまうこともあります。


特に、SU剤との併用は危険です。SU剤は、インスリン分泌をさらに増加させる薬剤ですから、ビクトーザとSU剤との併用の時期には、体重は減らないどころか、増えてしまうという現象もおこりえます。




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