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ガリクソン残念。でもI型糖尿病にはGLP1の朗報あり

私と、元巨人軍エースピッチャー、&元メジャーリーグ投手「ビルガリクソン投手」とは、私が糖尿病専門医、彼は、I型糖尿病の患者さんであり、供に、日本のI型糖尿病を剥げまそうと、「ガリクソン投手の贈り物:ナイスコントロール」という書籍を、昔、出版しました。3万部を超えるベストセラーとなりました。I型糖尿病を扱った書籍としては異例の部数でした。


夏前に、ガリクソンは日本にきてI型糖尿病の子供達を応援したいと思っているという話をエージェントからいただき、また、偶然にも、読売巨人軍からも、巨人対阪神の最終戦の、記念の「始球式投手」のチャンスをいただけるという事も決まり、後は、ガリクソン投手を日本に迎えるだけ、という段階でした。


ですが、今回、8月後半に、ガリクソン投手が体調を壊し、来日できなくなりました。既に、巨人阪神の最終戦は終わり、私も欧州糖尿病学会から戻ってきましたが、ふと、思うと、残念なことをしたな、と思います。


私とガリクソン投手の本は、とても売れ、その印税は300万円を超えましたが、その全額を、日本糖尿病協会に寄附しました。今でも、それをきっかけにしてできた「ガリクソン賞」というI型糖尿病を励ます会があります。


最近、I型糖尿病の患者さんを励ます機会がありません。実は、欧州糖尿病学会の演題で、I型糖尿病の患者さんは肥満しやすい、という発表がありました。特に女性に多い病気なので、I型糖尿病の女性は、ダイエットしにくいのです。なんとか解決できないか、と考え、バルセロナまでいってきましたが、解決策はありませんでした。


こういう事でも、臨床医としては、意外と、ふと思い起こすと、心の傷になって残ることがあります。なんとかできないだろうか、せめて、来年は、と思います。


しかし、一方で、、


I型糖尿病については、発症してから6週間以内に、GLP1を、投与すれば、膵臓のβ細胞が壊れずに保持できる、という、結構、画期的な内容の発表が、欧州糖尿病学会ではありました。でも、今、現在、I型糖尿病になって何年もたっている方にとっては、その知識も役立ちません。


ガリクソンプロジェクトは今年は失敗しましたが、しかし、I型糖尿病、と診断されたら、すぐに、GLP1ダイエット、具体的には、ビクトーザの治療をすれば、その後の一生の人生が変わるかもしれない、、ということだけは、欧州糖尿病学会に参加してきた、一糖尿病専門医として、記録、記憶に、残しておいていただきたい、、そう思いつつ、このブログを書こうと思いました。


GLP1の臨床、つまり、GLP1プラクティスは、学問的にも奥が深いです、プラクティスという用語を、私たちのプロジェクト名にいれておいて、良かったな、と、今更ながらに思います。



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