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サクセンダが、日本では、なぜ高価?

私たちのクリニックは日本の中ではコスパが最も良いほうです。しかし海外からみたら高価です。なぜ、そんなに高い金額に設定しなくてはいけなかったのでしょうか?


理由は、日本では、GLP1注射を「抗肥満治療」として厚労省が保険医療として認可していないからです。自由診療として行わなくてはなりません。


自由診療となると、沢山の不便が生じます。まず保険診療と一緒に行うと「混合診療」と言われ、原則、禁止されています。ですから、あえて「禁止される」ような医療行為を行おうとする医師は少ないのです。また、時間帯を分けなくてはいけません。時間帯を分ければ効率が悪くなります。手間がかかります。


かつ、保険診療であれば、製薬メーカーが「宣伝をしてくれます」。医師が、GLP1ダイエットについて宣伝する必要がなく「製薬メーカーが肩代わりしてくれる」のです。そうなれば、かかる莫大な宣伝コスト、社会教育コスト、患者教育コストなどをカットできます。患者教育のための資材もホームページも製薬メーカーが用意してくれるわけです。


海外では、それができているので、安価に、リラグリチドを患者さんが入手できるわけです。日本ではその負担は、各医師側、医療施設側の負担になります。だから高額な価格をつけなくてはいけなくなります。


Googleと、1度、広告バナーの交渉をしたことがありますが、「GLP1 ダイエット」と検索して、Google 画面のトップにPRとして掲載されるためには、毎月1千万円以上は、かかるだろうとのことでした。とんでもない金額です。


という事情の中で、私たちが選択した手段は、日本では、1ヶ月リラグルチド18mg、3本で8万円。ただし、1万円も広告費をかけない。そういう選択でした。


Googleに膨大な広告費をかけない方針にし、かわりに、ブログを始め、SNSを利用し、私のことを検索してみつけてきてくれた人には割安にする事にしたのです。


また、なんらかの事故があった場合、海外では製薬メーカーが保証してくれます。日本では製薬メーカーも医師会も保証してくれません。あくまで、処方した医師の責任になります。そうした保険費は莫大な金額になります。その保険がない以上、海外のようなレベルまで価格を落とすことは無理なのは、ご理解ください。


こうした状況の上で、ある一定の覚悟をし、海外(特に米国)と同じレベルとし、はじき出した、ぎりぎりのランニングコストがリラグルチド18mg、薬品3本、8万円、薬品4本、10万円、薬品5本、13万円という選択でした。


さて、、

美容外科の医師たちは、こういう価格設定の裏側を正直に語ることはないみたいです。Google広告やバナー広告にお金をかけるだけで、こうしたブログやSNSで情報発信する事には、一切、労力をかけないみたいです。


ですが、私は内科医師です。知識の量、GLP1製剤に関係した臨床経験の量と質は美容外科医師達が追い越せるはずもない豊富で長年の経験をもっています。もともと糖尿病治療薬ですから、レベルが違います。


そして、SNSを利用した、教育に労力を割くのは時間の無駄とは思いません。もともと糖尿病分野では患者教育が専門だったからです。ですから、受診者の皆様がしっかり医療サービスの背景を熟知していただいたほうが、外来臨床での理解度が増す事を知っています。そうした哲学で、これまで70冊以上の書籍を出版してきました。iryoo.comという専属のアプリも開発してきました。


その結果、これだけ詳細な医学情報を発信する事で、よりレベルの高い医療サービスができ、成功率の高い医療サービスができる事になりました。かつては沢山の書籍の出版という形でおこなってきた「患者教育」という活動を、今は、アプリ、ブログやツイッターというSNSに置き換えて、行ってみているだけなのです。


名医ランキングで、9年連続、糖尿病分野で、クリニックで1位になったのは偶然かもしれませんが、もしかしたら、こうした「患者教育」という仕組みで情報発信している事自体が、広く多くの医師たち、特に糖尿病専門医の後輩や先輩医師達から共感を得たのだろうと思います。あるいは、糖尿病専門医として、この分野の先陣を走っている事に対する、沢山の糖尿病専門医達からの、応援、支援を得たおかげだろうと思っています。











































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