• clinic94

遂に、ニュースに。ミトコンドリア改善薬

欧州糖尿病学会(バルセロナ、2019)の会場からレポートした事、読者の皆さんは覚えておられますか? あれから2ヶ月経って、ようやくニュースになって報告されました。もはや2ヶ月遅れではニュースとは言えないかもしれないですが。


http://dm-rg.net/news/2019/11/020223.html?pr=dmrg001

ミトコンドリア機能を改善する2型糖尿病治療薬「Imeglimin」 日本での第3相臨床試験は良好な結果に | ニュース/最近の関連情報 | 糖尿病リソースガイド

もちろん、この薬は2型糖尿病や脂肪肝の改善薬ですが、肥満をもつ人はかなりの頻度で脂肪肝だけを持っていることがあります。その場合、サクセンダが肥満症だけでは承認薬剤とならなかった事と同じ理屈で、イメグルミンも脂肪肝だけでは承認薬剤とならないという事が、高確率で考えられます。もし厚労省が「2型糖尿病」という縛りをなくして承認してしまったら、とんでもない人口の人たちが服薬する薬剤となります。それを医療費削減にやっきとなっている厚労省が認可するわけがない、、そう思います。


そうなると、肥満だけがあり、脂肪肝だけが心配な人の場合、イメグルミンは、サクセンダと同じく「自由診療枠」でしか処方できないという事になることでしょう。

脂肪肝の診断は通常、採血データと超音波データとをつきあわせて、判断します。それができるのは「内科医」だけでしょう。


サクセンダと同じく、イメグルミンも、自由診療枠で処方できるとしたら、ゼニカルと同様に国民に幅広く処方し、脂肪肝を治していきたい、と考えています。ともかく肥満があれば脂肪肝は合併しやすく、GLP1受容体作動薬で減量で改善するか、イメグルミンで改善するか、そう議論する日がまもなく、やってくるようです。


PS. ガチョウやアヒルにイメグルミンを投薬しフォアグラが消えるか、世界の研究者の誰かが、必ず研究するだろうと思います。



4回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

トランプ大統領のベストスピーチ

Quoraからの引用です。 トランプ大統領のベストスピーチと言われる内容は、健康に対する認識でした。こういう所が、彼が人々の尊敬を集めた点だったのかもしれません。 この中に、really tough, really big, and really good appetizingという表現があります。 「タフな奴は、しっかりでかくて、食欲もしっかりある。」 これは「ダイエット」とは、一見、別のような

12月、年末は、ダイエット漫画一斉公開!

2020年12月は、12月1日から、これまで当院スタッフが作成した、GLP1ダイエットの漫画を、1か月かけて、一斉公開していきたいと思います。 コロナ禍による重くのしかかった風潮を、漫画で一斉に吹き飛ばしていただければ、と考えての企画です。 今年は「鬼滅の刃」が大流行しましたし、アニメで始まり、アニメで終わるのが、美しいのかもしれません。

「いきなり!ステーキ」で15キロ減量できるか

2015年、5年前の「いきなり!ステーキ」は、元気がありました。 以下のように、赤身の肉だけたべて、15kg痩せられるかを実験したそうです。 「赤身肉だけを食べるダイエットの行方」がテーマでした。 しかも、2015/09/18 の記事ですから5年前の記事です。 ただし、加えて、「筋肉トレーニング、有酸素運動も行う。これらにかかる費用は会社から経費として出ることになっている。」ということで、肉だけ食