• clinic94

オゼンピック、絶対に薦めません。

一方で、こういう患者さんがおられました。糖尿病外来でのリアリティがこれです。

Case 1

ビクトーザからの切り替えで、体重は1kg、増えている。

気分はさほど、変わらない。 HbA1cは、0.2%さがった程度。

そんなに、食べられなくなったでしょ? と、私(医師)が、そう問いかけるから、「そうです」と答えているような感じ。

実際には、体重は減っていない。

ビクトーザと比べて、メリットは、 価格が安くなった。 週1回なので、楽にはなった。 くらいがメリット。 保険診療なら、オゼンピックは安いが、ビクトーザより、調節がきかない分は不便。

オゼンピックになると、突然、プライスを上げている美容整形外科クリニックがありますが、それは、大間違いで、安くなるのが普通です。ですが、ビクトーザ1.8mgからの切り替えでは、意味なし、という患者さんも、散見されています。

リアルの臨床現場を知っている、皮膚科医、美容整形外科医は、いないでしょう。彼らは危険な医師達です。無視される事を、切にお勧めします。

当院では、もう少しで、オゼンピック処方例が、100例を超える程度です。 1人の糖尿病専門医が処方している数としては、都内で最高のようですが、メーカーは、私は、大学病院扱いらしく、正確な数値を教えてくれません。

ともかく、ROI(費用対効果)は、明らかではありません。特にオゼンピックについては、抗肥満治療薬としての実績は、ない、といってよいでしょう。なぜなら、現在、海外でのオゼンピックの抗肥満薬治療薬としての臨床試験は、「オゼンピックの毎日、注射」がメインとなっている事を知っているからです。

オゼンピックが、サクセンダ3.0mgに打ち勝つには、オゼンピックの毎日、注射が必要です。それが、海外の「常識」です。誤った「抗肥満治療」、しかも、1週間に1回、注射のオゼンピックで、痩せると謳っている医師は、詐欺に近い行為を行っている医師達だと考えられます。

 以下が、その「証拠」となる論文になります。一部、抄録だけ抜粋させいただきました。

Semaglutide as a promising antiobesity drug - PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30768766/

Semaglutide as a promising antiobesity drug

Abstract Semaglutide is a glucagon-like peptide-1 receptor agonist (GLP-1 RA) with a long elimination half-life, allowing subcutaneous (sc) administration once per week. Both the European Medicines Agency (EMA) and the Food and Drug Administration (FDA) recently approved once-weekly sc semaglutide for the treatment of type 2 diabetes mellitus (T2DM). The weight loss efficacy of once-weekly sc semaglutide appears to be superior compared with the other once-weekly GLP-1 RAs in patients with T2DM. Semaglutide was recently evaluated as an antiobesity drug in a phase II dose-finding trial, which demonstrated superior weight loss efficacy of once daily sc semaglutide compared with both placebo and once daily 3.0 mg liraglutide in patients with obesity but without T2DM. The magnitude of semaglutide-induced weight loss in this study exceeded the criteria of both the EMA and FDA for antiobesity drugs, and there were no safety concerns, indicating the eligibility of once daily sc semaglutide as a future antiobesity drug.

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