慶応大学の医学部時代、北里講堂(最下段:写真のイメージ)で、内分泌の授業がありました。その時、たまたま糖尿病についての講義が、片岡講師からありました。そして、その時、「誰か、受講生の中に、この本を翻訳できるものはいないか?」と片岡先生から質問をされました。
その時、片手をあげたのが、同級生110人の中で、私ひとり、、でした。なぜなら、この本というのは「インスリン発見の物語」という古書。それは、カナダのトロントで、バンティングベスト博士、らの多くの研究者達により、インスリンが発見されたので、「原著」は、フランス語で書かれていたからです。
よって、
フランス語できる==> 糖尿病では誰より有利
と、自分勝手に思い込んだ私は、ひとり、「インスリン発見の物語」を翻訳しました。これが、「糖尿病を専攻してみよう」という最初のきっかけになったのでした。
こんな偶然あるものなんです。
「吃音」だから治療目的で「フランス語」を猛勉強した。 「フランス語」ができたから「糖尿病」では有利だと、勝ってに思い込んだ。 「糖尿病」を専攻したから、「糖尿病専門医」を選び、長年、糖尿病治療を行ってきた。 そして、「糖尿病」の専門医だから、GLP1ダイエットの医療活動を始めた。
こうやって今に続いていると思うと、バイデンと、GLP1ダイエットは偶然が数回、重なって必然だったようなきがしています。
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以下の記事を参照。実話です。
インスリンが命名されました。命名者はベルギーの生理学者 ジーン ド メイヤー(1878-1934)です。彼は膵島に「血糖を下げるホルモン」があると推定し、1909年にフランス語で"insuline"と名付けたのです。 ==> インスリンの名称の誕生は、1909年、フランス語が世界最初だったのです!!