ひさしぶりに、GLP1がフルに効果をだしている患者さんの心境を述べてみます。
食欲が自然とわいてこない。食べたいと思わない。それは不要不急の自宅監禁状態では、むしろラッキーかもしれないと、自分に言い聞かせる。
コロナ太り(COVID-19太り)で、やけっぱちにはならない。意外と冷静でいれる。と信じる。
冷蔵庫を開けたら、手前には、カロリーゼロのものをおいておく。野菜など低カロリー食材を手前におくようにする。
それから口にいれる。
カロリーが高い食材は、冷蔵庫の奥に押し込んでおくことができる。
食べる量は、7,8割の量になる、と最初から、思い込む。コロナ騒動で、食材がなくなる時に、食べなくても済む体質になることは、むしろ、幸運だと、自分で自分に、かってに思い込む。
間食は食べない。コロナが不安だからといって、買いだめしない。買いだめしてしまったら、視野の中に入らないようにと、どこかへしまう。
夜、寝る前に、お腹が空かないので、就寝前に冷蔵庫をあける習慣がなくなるようにする。冷蔵庫をあけても、手をいれないようにできるようになる。できるだけ、サクセンダの投薬量を夕方にシフトさせて、夜、寝る前にGLP1の血液中濃度が最高になるような工夫をしてみる。
コロナの事を考えて、鬱になり、落ち込みやすい時には、あえて、サクセンダを注射し、少なくとも、食欲があることは忘れるようにして、別のことに集中するようにする。
どうせ自宅にいるなら、膵リパーゼ阻害剤(オルリスタット)は服薬できるかもしれない、、と思い込む。