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サルコペニア肥満って?

糖尿病療養指導士ナースKです。


先日、糖尿病療養指導研究会に参加しました。 高齢者向けの糖尿病指導でしたが、健康に痩せたい全ての方に通じるものがたくさんありましたので、報告します。


「サルコペニア」とは、ギリシャ語で「筋肉」を意味する「sarx」と「喪失」を意味する「penia」を組み合わせた言葉です。サルコペニア肥満とは、肥満のままで体重と体型は変わらないのに、筋肉量が減っていく状態を言います。


筋肉量・筋力・骨密度は加齢と共に低下していきます。維持できれば、ちょっとバランスを崩したときに踏ん張って転ばずに済むかも? もし転んでも骨折せずに打ち身くらいで済むかも?・・・です。


ダイエットというと、とにかく体重の数字ばかりに注目してしまいますが、虚弱体質や骨粗しょう症になっては元も子もありません。


ダイエットにカロリー制限は必須ですが、蛋白質とビタミン類は筋肉量と骨密度の維持に重要です。肉、魚、豆、卵、野菜、海藻、バランスよく食べましょう。


運動はジムのマシーンで筋トレするばかりではありません。階段を使う、一駅歩く、テレビを見るときはストレッチなどを心がけて、骨への刺激と関節の可動域を維持しましょう。

30歳以後、体力は10歳で10%低下すると言われます。高齢になってからの時間が長い現代では、健康維持を早めに意識することが必要になっているようです。


出典:第19回首都圏糖尿病療養指導研究会




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